生徒の気持ちをアゲることが僕らの第一の仕事だ。
- orangejuku
- 2月6日
- 読了時間: 3分
👆と、偉そうに言ってはみたものの、
その腕前に自信があるわけではないです💦
それを前提としてなんですが・・・
学校教員になって何年も経ったとき、
ふっと思ったんです。
あえて思ったままに書きます。
「インテリ(←僕をふくめて)ってネガティブになりがちではないだろうか」
暴言に聞こえると思いますが、これは
仮説
そして自問自答
ということで、ご容赦ください。
なんたって、
世界史教員だった僕が授業で語っていたことは、
例えばこんな筋書きだったのです。
「イスラムというと、狂信的とか暴力とかテロのイメージが強いかもしれないが、実際はそうではない。イスラムの思想には見るべきものが多い(多分)し、イスラム社会にも魅力的な点が多々ある(かもしれない)。現代のパレスチナなどの多くの問題も、2000年続く宗教対立と思われているが、実際にはここ100年くらいに始まったものであり、近代ヨーロッパの侵略がもとはといえば悪いのである」
・・・どうでしょう。
これでもかと言わんばかりのネガティブの連打!
イスラムについて「狂信的」「テロ」のイメージすらない高校生を集めて、この熱弁(笑)。
おもしろいはずがないですよね。
僕も必死で考えました。
生徒を惹きつけている先生の授業
生徒に刺さるその先生の話や雑談
生徒に限らず人を惹きつける人の話、
テレビやネット上のコンテンツ・・・
そして、思ったのです。
「そういう人/コンテンツには『前向きさ』があるから楽しいんだ。刺さるんだ。僕の授業は『問題』を指摘してばっかりで、『前向きさ』がないじゃないか。人のせいにするわけじゃないけど、これは勉強に漬かってきたインテリの癖なんじゃないだろうか」
と。
それも無理からぬことで、
現実の世の中には多くの問題や矛盾があり、
それを解明したり指摘したり、
場合によっては闘ったりすることは、
インテリの使命かもしれません。
理想があって、
それと現状とのギャップを憂える気持ちがあればなおさらです。
ネガティブに聞こえることを多く言うようになるのも仕方のないことかもしれません(と僕は考えました)。
しかし・・・
それ子どもたちに投げかけられたら
たまったものじゃないですよね(~_~;)
特に、勉強に苦戦していることで
すでに自己肯定感を削がれている子には。
子どもは伸びていきたいのに。
自信を持って、活躍したいのに。
そう気がついてから一気に僕の行動は変わりました
・・・とはなかなかならず、
それからも何回も反省しては思い出し、を繰り返して
多分少しは進化している・・・はず💦
こんなこと書いていると、
これはまたこれでインテリ(的なもの)をディスっているみたいに、
つまりネガティブになるので、
このくらいで終わりにして、
今日も前向きにがんばります!!

グリーンピース。元気に伸びております!
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