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考えるふり やってるふり

ほーほーほー



ずーっと一生懸命やっとるねえ。



ガリガリなんか書いとるねえ。



書いては頭ひねって、



んん?



消しゴムでガシガシガシ?



あれ?全部消しちゃったの?


ree


またしばらくやって



あ、また全部消した。




何十分それやってるのー?




はよう答え出しな。




帰れへんよー。








やっと答えを出して持ってきた一問は、こんなやつです。



問題:

おばあちゃんがかな子さんにお小遣いを300円あげたところ、財布の中には500円が残っていました。もともとおばあちゃんの財布の中には何円入っていたでしょう?

(※数字は変えてあります。)




それに対する式と答えは、


500-300=200


答え 200円





・・・




本人(高学年)いかにも自信なさげ。



わり算をやった形跡もあります。



「やり方が・・・」(やり方がわからない)とか言っています。








知能障害とか


境界精神遅滞とかじゃないかって?




専門家ではないからなんとも言えませんが、



今のところそうは聞いていません。




まあ、そう診断される可能性は誰にもあるでしょう。








そうでないとしたら・・・



わからないはずはないんです。






誰だって「そりゃそうだ」と納得する自然の理



を一つひとつ積み重ねてできあがっているのが



算数、数学というもの。









言わせてもらいましょう。



あんな問題ができないのは、



頭が働いていないから。



としか考えられません。





そしておそらく



アタマ働かさなくていいと思っているから



アタマ働かさなくてもこれまで済んできたから



です。










授業中席座って



真面目な顔して板書写して



何も考えていないけど大人しくして



キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴ったら



きりーつ、きょうつけー、れーい



終わりましょう



時間がくれば全部チャラ!



というのが



染みついてしまっているから。









なんとかわいそうに!





このままだと将来、



考えないで流される大人の一丁上がり!






「決められた時間、その場にいて座ってればいいっしょ」



そんな大人に。




・・・「いいっしょ」なわけないでしょう!




ああなんと恐ろしいことだ。









当然、



弊塾ではそんな行動を許しはしません。




このメンタルと行動こそは、



僕が最も恐れているものといっても過言ではありません。









でも、安心してください。




そういう奴(=子ども)を許さない、ではないですから。



そうなっちゃった事情が、あるわけですから。





そういう子、



これまでもそれなりにたくさん見てきましたから。

 
 
 

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