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鍛えて送り出さなければならないんだ。

更新日:7 分前

参議院議員選挙が近づいている。



選挙に向けて街の声を取材しているある新聞記事を見た。



45歳の男性フリーターという方が取材に応じて、ぺらぺら身の上を喋っていた。




自分の低収入のこととか、



生活苦のこととか、



X(旧ツイッター)で流れてくる宣伝や情報を見て、どこに投票しようか考えていることとか。






僕はそれらを見てなんともむずむずしたが

(個人的な感覚だけど、「生活に困っているAさん、毎日の食費は〇円以下」とか書き立てるマスコミ、新聞でもテレビでもネットでもだけど、そういうのを見ると「お前、面白がってるだろ?」という思いがわく)






「僕はロスジェネ(=ロストジェネレーション、「失われた世代」)なんですよね。国に裏切られたと思う」



とか言っているのを見て、思わず






「何言ってんだバ〇。なっさけねえ!なんて情けねえ!!」



と憤ってしまい、その様子を妻に大笑いされてしまった。






僕と世代も近い。



わかりますよ。



僕だって社会に出るときにうまくいかなかったクチだ。



「就職氷河期」とかいわれた世の中や、小泉改革のせいにもしたさ。




時代を恨んだり、上の世代を羨んだりもしたさ。








でもさ、



それから20年以上経ってるんだぜ?





「ロスジェネ」世代は全員フリーターになったわけ?





格差?



政治家?国?



今さらでしょうが?









「教育」に従事していると、



厳しい世の中で生きていくために鍛えて送り出さなければならない


→やる気がないんなら去れ!!



という側面と、




ひとりひとりかけがえのないかわいい存在なんだ。子どもはまだ未熟な存在なんだ。


→あきらめずに頑張ってみようよ。



という側面の間でいつも揺れる。







どっちかに振り切ることも難しいけど、



最終的には、



鍛えて送り出さなければいけないと思う。





がんばれ子どもたち。



がんばれよ同輩。


 
 
 

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