隠れ〇〇〇ー坂内?
- orangejuku
- 6月28日
- 読了時間: 2分
もう何年も前のことですが、
学校を舞台にした小説を多く残した故・灰谷健次郎さんの
とあるエピソードが載っているのを見ました。
いわく、
「灰谷さんがまだ現役の小学校教員だったとき、卒業式にラフな普段着で参列した。教頭か誰かが怒り、『ちゃんとした服に着替えろ』と注意したら、『大事なのは形じゃなくて気持ちでしょう?』と反論した」
というような話でした。
僕も、妻も、それを読んで
灰谷さんの行動にあまり納得はできなかったんですよね。
「これそんなにいい話かね?」などと言いあったあと、
僕は
「もし、例えば、灰谷さんがゴリゴリのロックンローラーだったとして、スーツの代わりに全身鋲つきの革ジャンに革パンに革靴でビシッと固めてさ、グラサンもして、髪もリーゼントにガチっと固めて現れたっていうんなら、まだわかる」
と言いました。
妻は「?」と思ったらしく、
「それは、(灰谷さんと)何がちがうの?」
と訊きました。
僕は言葉に詰まり、しばらく考えたあと、
「気合。気合が入っているかどうかが大事だと思う」
という答えを絞り出し、
妻に
「(苦笑)ヤンキーかお前は?」
と呆れられたのでありました。
・・・いや大真面目に僕は考えて、言ったんですけど💦
・・・アホな話ですみません。
僕を個人的に知る人間で、
僕を「ヤンキーぽい」と思う人は一人もいないでしょう(笑)。
でも、
人は見かけによらぬもの。
あなたにも、自分もまだ気がつかないような多様さの種が眠っているかもしれませんよ!
・・・アホな話ですみませんでした。
暑い日が続きますが、皆様どうかご自愛くださいませ。
Have a wonderful weekend!




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